【大学受験】受験生は夏休みの勉強時間を何時間に設定すればいいのか

受験生は夏休みにどれくらいの勉強時間を取れば良いのかをまとめてみました。


「受験生は夏休みが勝負だぞ」
なんて学校の先生に沢山言われていると思います。

夏休みに勉強しないといけないのはわかったけれど、一体どれほどの勉強時間が合格までに必要なのでしょうか?

今日はそんな受験生の夏休みの勉強時間に関する疑問を、塾講師として働いてきたぼくが教えます。

 

 

高3の夏休みの勉強時間はどれくらい?

まずは大学受験をする高3の勉強時間を、平均・理想・合計の3つに分けて考えていきます。

受験生の夏休みの平均勉強時間

高3の受験生の夏休みの平均勉強時間は150~180時間ほどで、夏休みを30日とすると1日5~6時間が平均になります。

夏休みまでにコツコツ勉強してきて、焦る必要がない人は勉強時間が2~3時間となるようです。

逆にストイックな人は1日16時間も勉強する受験生もいます。

受験生の夏休みの理想の勉強時間

受験生はここで「平均はわかったけど、どれくらい勉強すれば受かるの?」と疑問になると思います。

受験生は夏休みどれくらい勉強することが理想なのでしょうか。

ぼくが塾の生徒から、この質問を受けた時は必ず8時間と答えています。

受験生は夏休みに、24時間しかない1日のうち3分の1の8時間くらいは勉強しましょう。

24時間のうち8時間を睡眠に使うとして、8時間を勉強に残りの8時間を休憩に使うことが理想です。

起きている間の半分が勉強、半分が休憩と考えればなんだか出来そうなきがしませんか?

8時間を30日間毎日やれば、成績が伸びないはずはないので頑張ってください。

受験生の夏休みの合計勉強時間

受験生は夏休みに合計でどれほど勉強すれば良いのか、さきほどの理想の勉強時間から考えると240時間以上となります。

そもそも受験生でちゃんと自分の勉強時間を数えてる人がどれほどいるでしょうか。

毎日の勉強時間をしっかり数え、スケジューリングするだけで成績が伸びた例もあるので手帳に書く癖をつけましょう。

夏休みから勉強を始める遅い人へ

正直、大学受験において夏休みから勉強を始めるのは遅いです。

なぜなら受験勉強を始める人は4月からやっていますし、なんなら2年生の時から始めています。

しかし夏休みほど勉強時間が取れるチャンスは無いので、夏休みは挽回する最後のチャンスでもあります。

夏休みから受験勉強を始める人は、ぜひ時間を追い求めてください。

1日10時間勉強のスケジュール

ここからは1夏休みに日10時間勉強する受験生を想定したスケジュールを立てていきます。

「1日10時間は勉強するぞ!」と考えている受験生は参考にしてみてください。

起床~お昼のスケジュール

8時起床

8時30分~10時30分
問題集を解く&答え合わせ

10時30分~11時
休憩

11時~12時
暗記科目

お昼~夕方のスケジュール

12時~13時
お昼休憩

13時~15時
問題集を解く&答え合わせ

15時~16時
休憩

16時~17時
暗記科目

夕方~就寝のスケジュール

17時~18時
夕食&お風呂

18時~21時
過去問を解く&答え合わせ

21時~22時
休憩

22時~23時
暗記科目

23時就寝

まず起きてすぐに問題集を解くことによって、目を覚まします。

その後暗記科目と問題集を交互に行い、暗記科目だけで脳を飽きさせないようにすることがコツです。

さらに就寝前に暗記をすることで、寝ている間に単語などが記憶に残るようにします。

1日15時間勉強のスケジュール

次に「夏休みは1日15時間勉強して絶対合格してやる!」って思ってる人向けのスケジュールです。

1日15時間勉強となると、起きている間はほとんど勉強に使うのでまずはそれを覚悟してください。

1日15時間勉強はかなり辛いですが、その代わりに合格に向けて大きく前進します。

起床~お昼のスケジュール

4時~6時
起床とともに問題集を解く&答え合わせ

6時~8時
暗記科目

8時~10時
朝ごはんを速攻で食べて過去問を解く

10時~12時
暗記科目

お昼~夕方のスケジュール

12時~13時
お昼休憩

13時~15時
問題集を解く&答え合わせ

15時~17時
暗記科目

夕方~就寝のスケジュール

17時~18時
夕食&お風呂

18時~21時
過去問を解く&暗記科目

22時就寝

1日15時間の勉強となると朝から時間を取らないと勉強時間を確保できないので、朝は4時から勉強することを意識します。

朝は4時起き、夜は22時に寝ることを意識すれば1日の時間がたくさんあると感じるのでオススメです。

これに加えてご飯を食べてる時も勉強しているような状況であれば1日に16時間勉強することも可能です。

 

受験生は夏休み遊びに行ってもいい?

塾でよく「受験生は夏休みに遊びに行っても良いのでしょうか?」という質問を生徒からいただきます。

答えから入ると受験生は夏休み遊びに行っても良いです。

むしろ遊びに行かないで勉強ばかりしていると、ストレスも溜まって効率が悪くなる可能性もあります。

では一体どうやって遊びと受験勉強を両立すれば良いのでしょうか?
そのコツをここからご紹介していきます。

夏休みは遊びに行く頻度が大事

まず受験生が夏休みに遊びながら勉強時間を確保するには遊びに行く頻度がとても重要となります。

勉強しないで遊んでばっかりではもちろん成績が伸びるはずがないので、遊びに行く頻度は夏休みの間で1~2回にするようにしましょう。

夏休みの旅行は1泊2日までにする

遊びの中でも旅行はかなり時間を失う遊びなので、受験生は旅行に行くとしたら1泊2日までにしましょう。

それ以上旅行してしまうと、旅行から帰ってきても旅行気分が抜けませんし勉強時間も確保できません。

夏休みは遊びに行くなら1~2回まで、旅行に行くなら1泊2日までを意識してください。


受験生の夏休みの勉強時間まとめ

以上、受験生の夏休みの勉強時間について塾講師の立場から書いてきました。

受験生は夏休みで一気にライバルを追い抜くことができるので、ぜひ気合い入れて頑張ってください!

またのお越しを。